関口宏司のLuceneブログ

OSS検索ライブラリのLuceneおよびそのサブプロジェクト(Solr/Tika/Mahoutなど)について
イーストタワー 〜 Luceneとボクと、時々、Flex 〜
私はJR山手線大崎駅にある「ゲートシティ大崎 イーストタワー」に向かって歩いていた。そのビルにはアドビシステムズが入っていてそこでFlex 2のトレーニングを受講するためである。アドビシステムズといえばIllustratorやPhotoshop、PDFのAcrobatで有名な成功企業であり、現在も成長し続けている、外資系IT企業の雄と目されている会社である。

一方、私はどこかでも書いたが、転職した外資系企業がことごとく消滅するという憂き目にあっている、人呼んで外資系だめんずうぉーかーである。

現在はそんな生活に終止符を打ち、会社を立ち上げて社長になっている。しかしだめさ加減はあまり変わっていないような気がする。そうすると外資系だからだめだったというわけではなかったのか。

週刊誌のSPA!で連載中の「だめんず・うぉ〜か〜」を読むと、わかっていてもダメ男を渡り歩いてしまう女性たちが登場する。それと反対に、イイ男とだけつきあったり結婚する女性たちがいるようだ。これはもう本能のレベルで違うようである。同じことが外資系IT企業にも当てはまり、外資系だめんずうぉーかーの私の反対が、アドビ社長のギャレット・イルグさんである。ギャレットさんとはBEA Systemsのときだけ重なったことがある。同社は私にしては珍しく、唯一現存している会社なのだった。ギャレットさんは成功企業だけを渡り歩いている優良外資系うぉーかーであるが、そもそも米国人の彼を外資系うぉーかーと呼ぶのはいかがなものか。そんなことを考えながらエレベーターを19階で降りると、そこはワンフロアすべてがアドビであった。さすがである。大きいビルなので総合受付までエレベーターを降りて少し歩かなければならなかった。

思えば私も面接のときに気がつくべきであった。

私が最後に勤めた外資系企業、そこの入社面接に出かけたときのことである。エレベーターを降りると、そこはすぐに壁が迫っていた。とても狭かったのである。目の前にある受付用の電話に手を伸ばす前に、すぐ右隣にあるトイレに入って気持ちを落ち着けなければならなかったのを今でもかすかに覚えている。今から考えると、そこではいろいろなだめ信号が発せられていた。今はその会社の実体はもうないのだが、その当時の同僚が3人もアドビに移っているのはいったいどうしたことだろう。彼らにはぜひ優良企業でがんばって欲しいと願うばかりである。私はその沈みかけた船から出るのが遅れて、最後の一人の船長になってしまった。その後その小さいビルの賃貸契約が終わるのを待って小さいマンションを見つけて一人で引っ越しを行い(まさに当時は来る日も来る日も荷物の梱包の体力勝負で、外資系というよりは体育会系であった)、最終的にオフィスを閉めたものである。外資系だめんずうぉーかーの最期としてはまことに貴重な体験であった。




最近はそういうことで、Luceneの合間に時々Flexをいじっている。以下はLucene本でも掲載している郵便番号のインクリメンタルサーチのFlex版デモである(未インストールの方はFlash 9がインストールされる):

インクリメンタルサーチデモ(Flex版)
http://demo.rondhuit-search.com/etcisdemo/flex.html


こういったクールなUIがFlexでは実に簡単に作成できる。一方、以下はLucene本で紹介しているAjax版のインクリメンタルサーチのデモである:

インクリメンタルサーチデモ(Ajax版)
http://demo.rondhuit-search.com/etcisdemo/


両方とも事業所名から検索できるように、Lucene本からのバージョンに機能追加をしている。

Ajax版の方はJavaScriptでIMEの変換確定前の文字列が読み取れることを利用して、Googleサジェストドコイク?のようにIME入力中のひらがなの時点でもインクリメンタルサーチを行っている。

一方、Flexの方はIMEの変換確定前の文字列が読み取れないようなので、ひらがなでも漢字でもとにかく変換を確定してやらないと検索に行かない。両方のバージョンは見栄え以外でもそういった使い勝手の違いがある。

Flexの方はIMEEvent.IME_COMPOSITIONというイベントを使って変換確定時のイベントを拾うことができ、結果的に「日本」と変換された漢字を得るために入力された文字が「にほん」なのか「にっぽん」なのかを調べることができるようだが、変換実行前にこれらの情報を取ることは私がマニュアルなどで調べた限りはわからなかった。どなたかFlexでIME変換確定前の文字列の取得に成功した人がいれば連絡して欲しい。
| 関口宏司 | LuceneとRIA | 13:25 | comments(1) | trackbacks(1) |
インクリメンタルサーチのデモ公開
http://lucene.jugem.jp/?eid=65で紹介した大口事業所の個別郵便番号のインクリメンタルサーチのデモを公開した:

http://demo.rondhuit-search.com/etcajax/

このデモ画面では[検索]ボタンを設けず、郵便番号を3桁以上入力すると、Luceneの前方一致検索を使って「インクリメンタルサーチ」を行う。

WebアプリケーションでLuceneを用いた検索機能を実装する場合、通常、UIに[検索]ボタンを設け、ボタンの押下で検索サービスを呼び出すようにする。しかし、あえて[検索]ボタンを置かず、検索語の部分入力を契機にサーバの検索サービスを呼び出し、結果候補を逐次表示することで、使い勝手を向上させることができる。これを実現するために、本デモではAjax技術を用いている。
| 関口宏司 | LuceneとRIA | 02:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
郵便番号のインクリメンタルサーチのデモ
郵便局の「大口事業所等個別番号データ」を使った郵便番号のインクリメンタルサーチ(逐次検索)のデモを作成した。Flashのアニメーションを作成し、ViewletCentral.comにアップロードしたので、まずは次のURLをクリックして動作を見ていただきたい:

http://www.viewletcentral.com/vc/viewlet.html?id=51484175

環境は、サーバ側にTomcat+Lucene+DWR、クライアント側はAjax(というかJavaScriptか?)である。JavaScript側では、3文字以上郵便番号が入力されたらサーバに問い合わせるようになっており、サーバ側は問い合わせを受けたらIndexSearcherを使ってPrefixQueryで検索している。

今日は忙しいので、プログラムは整理して近日中に掲載したいと思う。

Lucene+Ajaxは検索の利便性向上に大いに貢献しそうだ。
| 関口宏司 | LuceneとRIA | 19:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
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